MONOCOTO creation

" MONO - もの " と " COTO - こと" を創造する。


形のないものを誰かと一緒に創造していく。デザインはそんな共同作業だと思っています。
だから、私の創作活動は人と人とのつながりをとても大切にしています。
暮らしの中にあるワクワク。
ふふふ と感じる、瞬間。
もしかしたら気づかないかもしれない、小さな幸せのカケラ。
特別じゃないけど、なんとなく嬉しくなるような、そんな日常の記憶。
お客様の頭の中にある目に見えないものを形にして、私なりに創造していくこと。

「衣食住」、そして「身に纏う」をテーマにこの創作活動を続けてもう20年以上もの月日が経とうとしています。
そうやって毎日を生きていける環境に居させてくれる、周りのすべての人や場所に感謝しながら、
これからも作品を通じてたくさんの新しい出会いを楽しみたいと思います。

MAi SHiRATO

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ディプロム資格取得 デザイナー

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Education
Hochschule für bildende Künste Hamburg/ドイツ・ハンブルク
北海道教育大学(札幌校)芸術文化課程美術科/日本・札幌

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現在 / フリーランス
拠点 / ドイツ・フライブルク

MY CREATION


 私は、伝統的な芸術とは自己言及の手段であると捉えています。
外国に住む日本人として、「衣・食・住」のテーマに焦点を当てて、常に異なる文化の間にある意味の翻訳に携わる。
 それはつまり、3次元の作品制作も然り、文章を書いたり、人と関わりながら一緒に何かをつくっていくこともすべて、いわば自己表現を伝達する手段として生活の基本にある要素の形や意味を変換しているのです。
その上で、自身の創作活動において二つの異なる基本的な定義をしています。
ひとつはデザインから、もうひとつはアートからの視点です。

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TWO DEFINITIONS


 デザインは目的や用途があり、社会を反映して制作されているので、デザイナーの意図やデザインの用途は明確に理解されなければなりません。つまり、利用者は事前に予備知識がなくても直感的にそれらを読み取ることができる。 デザインの対象者は不特定多数で、デザイン自体は日常生活で目にすることが多いものです。
 アートは個人が社会と共鳴し、コミュニケーションを取るための表現の手段であり、一見してアーティストや作品の意図を読み取ることは難しい。 観客は個人の価値観や好みによって主観的・感情的に表現の中に美を見いだす。作品の解釈は観客がコンセプトを理解し個々に表現の意図を読み取るので、対象者にゆだねられます。アートの対象者は美術館や展覧会などの特定の場所、もしくは作品に積極的に関わりをもった観客や参加者などに限られていることが多いです。

OWN UNIQUE IDENTITY


 私は日本文化の中で生まれ育ち、日本の大学で現代美術を学びました。
現在は海外で生活していますが、日本人として異なる美学と価値観を持ち続けています。論理的に物事を考え感情を明確に表に出すヨーロッパの表現方法は、私にとって未だに相容れない部分があります。さらにドイツの大学でデザインを専攻したこともあり、自分が持つ習慣と異なる文化、そしてアートとデザインとの間で葛藤し悩んだ時期もありました。
 しかしその相反する関係は、独自のアイデンティティーを再認識する刺激を与えてくれました。私は今まで培ってきた感性や表現の手段をリセットするのではなく、様々な考え方を併せ持つ新しいコミュニケーションの方法を、これからも模索していこうと思います。